LINEやSNSの何気ないメッセージで、相手を怒らせてしまったり、「言い方が気に入らない」と言われたことはありませんか?
こんな些細なことで怒られてしまうと、「えっ、こっちが悪いの?」と、釈然としない気持ちになりますよね。
でも、「物の言い方」というのは、実はかなり重要なんです。
そこで今回は、LINEメッセージの「言い方」が重要であると言える理由と、LINEメッセージで相手を怒らせない「3つの返事の方法」についてご紹介していきます。
なぜ言い方が重要なのか
LINE全盛の現代では、「ものの言い方」というものが、これまでになく重要視されます。
同じ内容でも、言い方ひとつで、相手を喜ばせたり怒らせたりすることが往々にしてあるからです。
ぶっきらぼうな印象を与える
例えば、「知らない」というフレーズで考えてみましょう。
もしも、リアルの会話であれば、相手から何か質問をされて、あなたが「知らない」と答えたとき…
「あ、でも、私は知らないけれど、あの人なら知ってるかも」とか、
「力になれなくてごめんね」
などの「フォロー」を入れることができますよね。
でも、LINEのメッセージにはそれがないんです。
もちろん、フォローの文章を書くことも可能ですが、一度相手を怒らせてしまうと、弁解のために大変な手間がかかります。
つまり、LINEのメッセージというのは…
「簡潔」であるがゆえに、その分だけ、「相手がこれを読んでどう思うか」ということをリアルの会話以上に重視しなければならない… ということなんです。
1.二つ以上の文章で返そう
「明日行く?」と聞かれて、「行かない」と一言だけで答えてしまうと、非常にぶっきらぼうで感じの悪い印象を与えてしまいます。
そこで、効果的なLINEメッセージの返し方は「2つ以上」の文章で返すことです。
例えば…
「ごめん、行けない。明日6時までバイトだから」
という風に答えれば、相手はあなたが行けない理由もわかりますから、「怒る」なんてこともなくなります。
また、この答え方なら、今回あなたが行けなくても、相手は「次にまた誘ってみよう」って思ってくれるものです。
二つ以上の文章で返す癖をつけておけば、LINEメッセージ全体の印象が非常に良くなりますから、ぜひ試してみてくださいね!
2.質問を入れる
基本的にLINEメッセージというのは、質問とその答えで成り立つものです。
ですので、あなたがぶっきらぼうな文章だけで回答を終えてしまうと、「それ以上話が続かない」ってことになってしまうんです。
上記の「行かない」の例であれば…
「私は行かないけど、あなたは行くの?」といったように、相手の動向を聞いてみるとか、あるいは…
「今のところ、行くつもりはないけど、面白いの?」という風に返信をすれば、その後も会話を続けやすくなります。
ただし、毎回のメッセージで「相手への質問」を添えてしまうと…
「一晩中、LINEのやりとりが終わらない」なんてことになってしまいますから、あくまでもケースバイケースです。
3.褒める一言を入れる
「〇〇についてどう思う?」と聞かれて、「あまり好きじゃない」のように、マイナスの内容「だけ」を返答するタイプの人がいます。
こういうタイプは、かなりの高確率で相手を怒らせてしまいます。
相手にしてみれば、「ただディスられただけ」という印象を抱くからです。
そこで、褒める一言を必ず挟むようにしましょう。
褒められれば相手は嬉しい
例えば、次のようなケースです。
あなたの彼女が〇〇という歌手が好きで、「〇〇の新曲聴いてみて、どうだった?」という質問してきたとします。
この時、たとえあなたがその新曲を気に入らなかったとしても、「気に入らない」とハッキリ言ってしまうのはNGです。
これだと、相手は怒ってしまいます。というか、確実に気分が悪いですよね。
なので、質問の内容に対して、何かしら「褒め言葉」を挟むようにしなくてはなりません。
「ちょっと曲が単調だとは思うけれど、ゆったりしてて落ち着くよね」
…のように答えておけば、相手も「けなされた」とは感じませんから、その後の会話も円滑に続けることができる… というわけです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、LINEメッセージで相手を怒らせてしまう原因と、怒らせないための効果的な返事の方法についてご紹介してきました。
1.
一言で答えるのではなく、理由などを添えて、「2つ以上」の文章で答える。
2.
答えて終わりにするのではなく、相手への質問を添える。
3.
たとえあなたが気に入らないと思っていても、必ず何かしら褒める一言を入れる。
もしも、LINEのメッセージで、「相手を怒らせてしまったらどうしよう…」と不安になったときは、ぜひ今回ご紹介した3つのポイントを心がけるようにしてみましょう!