過去の人間関係をリセットして後悔していませんか。
近年は、こうした性格を指して、「リセット癖」なんて呼ばれたりします。
人間関係をリセットして、「せいせいした」という人がいる反面…
「やっぱり、リセットしなきゃよかった…」と、後悔している人が多いのも事実です。
あなたも今、「できればリセット癖を直したい」と、感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、リセット癖を直すために効果的な「6つの方法」についてご紹介します。
1.メールアドレス・電話番号を変更しない
人間関係のリセット癖がある人に共通する特徴として…
「メールアドレスや電話番号を頻繁に変更する」というのがあります。
連絡先を頻繁に変更して、しかも変更の連絡もしなければ、つながりは必然的に減っていきます。
それはそうですよね、相手にしてみれば、連絡の取りようもないのですから。
もしもあなたに、「リセット癖は直したほうがいいかも…」という自覚があるなら、メールアドレスや電話番号は、なるべく変更しないようにしましょう。
2.一斉送信を活用する
どうしても連絡先を変えなければならないときは、メールなどの「一斉送信機能」を利用しましょう。
同窓生に一斉送信して、「メールアドレス変更しました」などの通知をしておくわけです。
一斉送信なら、受け取った側も返信の義務はありませんから、「ウザがられるかも…」なんてことを気にする必要はありません。
また、一斉送信さえしておけば、今後友人があなたに何か用事があった際も、気軽に連絡がとれるでしょう。
3.メールアドレスのリストは保管しておく
前項でご紹介した「一斉送信」には、メールアドレスの「リスト」が必要になります。
そのため、昔の友人のメールアドレスは、「中学用」「高校用」などのように細分化して、リストとして保管しておくことをおすすめします。
「リストなんか面倒だし、別に使わないけどな…」
という「その発想」が、人間関係のリセット癖をより一層促進してしまいます。
「過去の連絡先は、安易に消去しない」
あなたがリセット癖を改善したいなら、これは必須項目として覚えておきましょう。
4.最低1人以上と繋がっておく
リセット癖のある人の多くは、「旧友の中の誰とも繋がっていない」という状態になりがちです。
こうなると、いざ旧友たちの前に顔を出そうと思っても、「1人だから心細い」という状態になってしまいます。
これを避けるためには、旧友の1人とは、何かしらのつながりを維持しておくべきです。
例えば、中学の同窓会であれば、中学時代のクラスメイトの「最低1人とはつながっておく」ということ。
こうしておけば、突然同窓会などの連絡あっても、その友人に参加・不参加の相談ができるでしょう。
一番仲の良かった友人や、一番趣味の合う友人など、探せば誰か1人はいるはずです。
その友人と、最低限のつながりだけは、維持しておくようにしましょう。
5.旧友のSNSに「いいね」を押す
もしも、SNSなどで旧友との繋がりが残っている場合は、定期的に「いいね」を押すようにしてみましょう。
「定期的」とは言っても、友人のSNSを毎日チェックする必要はありません。
数ヶ月に1回でも、友人のSNSに「いいね」を押しておけば、それで十分です。
これをするだけで、友人はあなたのことを思い出してくれますから、今後、何か用事があったときにも、お互い連絡が取りやすくなります。
また、「いいね」を押すだけなら、負担にもなりませんし、年に2~3回も押しておけば十分でしょう。
逆にあまり頻繁に「いいね」を押しても、お互い「距離が近すぎる」と感じるでしょうし、数年に1回とか間が開き過ぎても押しにくくなります。
近すぎず・離れすぎずといった辺りを心がけておくようにしましょう。
6.同窓会用のSNSはチェックだけしておく
また、近年では、同窓生全員が参加できる、「同窓会用のSNSアカウント」なんてものもあります。
試しにmixiなどで、「〇〇高校〇〇年卒業」等で検索すると、同窓会用のアカウントが見つかったりします。
「今さら参加するのは恥ずかしい」
と感じるかもしれませんが、とりあえず籍だけ置いておけば、何かの時に連絡をしてもらえます。
また、直接の連絡が無いにせよ、同窓生の書き込みなどをたまにチェックしておけば、いざ参加するときにも抵抗が少なくてすみます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、人間関係のリセット癖を後悔した時の改善方法として…
1.メールアドレスや電話番号は変更しない
2.一斉送信を活用する
3.メールアドレスのリストを保管しておく
4.最低1人以上とはつながっておく
5.旧友のSNSに「いいね」を押す
6.同窓会用のSNSをチェックしておく
以上、6つのポイントについてご紹介してきました。
もちろん、過去の人間関係を「煩わしい」と感じるのも事実ですが…
だからと言って、「関係を完全に断ち切ってしまう」というのは考えものです。
せっかくの旧友ですから、「いつでも連絡は可能」という状態にしておくに越したことはありません。