「気が利かない奴だなぁ…」
「もうちょっと、他人に気配りした方がいいよ」
と、周囲から言われて悩んでいませんか。
社会に出て、仕事や人付き合いをしていく上で…
「気が利く」「他人に気配りができる」
というのは、いわば、社会で必須の「スキル」です。
そのため、あなたが気配り下手、あるいは気配りが苦手だと、それだけで「ハンデ」を背負っていることになります。
そこで今回は、あなたが「気配りをしようと思っても、できない」と悩んでいる、『本当の原因』についてご紹介していきます!
気配りができない人達
気配りというのは、正しいトレーニングをすれば十分身につくものです。
しかし、世の中には…
「気を利かせようと思っても、できない」
「気配りのやり方が、分からない」
と、悩んでいる人たちがいます。
こういう人は、「気配りが大事」だと頭では分かっていても…
「そもそも『気配り』がどういうものなのか分からない」
という状態なので、既にスタート時点でつまづいてしまっているんです。
家庭環境にも原因がある?
「気配りができない人」…これは、多くの場合、その人が育った「家庭環境」に原因があります。
つまり、「気が利く人」になれるか否かというのは、「気配りのできる家庭で育ったか否か」というのが重要なんです。
では、「気配りできない人の家庭環境」というものについて、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。
1.そもそも親が気が利かない
子供が、幼少期に「お手本」とするのは、何と言ってもやはり「両親」です。
両親が家庭内で「気配り」をしていれば、子供も自然と気配りが身につくものです。
そのため、例えば、母親が「全く気が利かないタイプ」であった場合、その子供は…
「気が利くとは、そもそもどういうことなのか」
という「モデル」を知らずに育ってしまうことになります。
ひょっとしたら、あなたの育った家庭でも、「気が利く人」が誰もいなかったのではないでしょうか。
2.愛の無い家庭で育った
また、「両親が愛し合っていない」というのも、子供にとっては深刻な問題です。
家庭における人間関係というのは、「夫婦の愛情」が基盤になっています。
したがって、両親が愛し合っていないと、子供は「人との関わり」を学べなくなってしまうんです。
3.家族同士で協力し合わない
あなたが小さい頃のことを思い出してみてください。
「家族同士で協力し合って、何かをした」という場面はどれくらい記憶にありますか?
両親の仲が冷めていて、夫婦間での「助け合い」が皆無であった場合、「人が人に気を配る」ということが子供は分からなくなってしまいます。
4.兄弟が奪い合う
また、「兄弟の仲」も重要なファクターです。
「兄弟同士で助け合った経験」は、そのままその後の「気配りのスキル」に直結します。
ですから、兄弟仲が良くなかったり、兄弟同士で「奪い合う」ような家庭で育った人は、往々にして「気が利かない人」になってしまうんです。
5.人との関わりが少ない
また、親や兄弟以外にも、「周囲や地域の人々との関わり」も非常に重要です。
気配りというのは、人に囲まれていれば、自然と身につけることができるものです。
逆に言えば、親が周囲の人との付き合いがなく、半分「引きこもり」のような生活だった場合、その子供は「気が利かない人」になってしまう可能性大です。
改善方法はある?
以上のように、家庭に問題のあった人が、いざ「気が利く人になろう」と思っても、幼少期から植え付けられた習性を直すのは容易ではありません。
しかし、いつまでも「親のせい」にすることもできませんから、やはり自分自身でこの事実に気がついて、改善していかなくてはなりません。
「気が利かない人」だと自覚しよう
しかし、気が利かない人というのは、往々にしてその自覚がありません。
あなたも、「気が利かない奴だなぁ」と人から言われたら、「むっ」としてしまうのではないでしょうか。
世の中の、気が利かない人の多くは、「別に、気が利かなくったっていいじゃないか!」と考えがちです。
つまり、「気が利かない」ことを特に悪いことだとは感じていないんです。
でも、これでは性格は改善できず、「気配りのスキル」も身に付きません。
ですので、まずは…
「自分は気が利かない人間だから、気配りの練習しよう!」
と、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、あなたが周囲から「気が利かない奴」と言われてしまう「本当の原因」として…
1.
そもそも親が気が利かない
2.
愛の無い家庭で育った
3.
家族同士で協力し合わない
4.
兄弟が奪い合う
5.
人との関わりが少ない
以上、5つのポイントについてご紹介してきました。
気配りは、意識さえしていれば、誰にでも身につけることが可能です。
まずは、「そういう家で育った」ということを自覚し、「周囲の人のためになること」を意識するようにしましょう!
追記
「兄弟が奪い合う」という家庭で育った場合、今回の「気配りできなくなる」という問題の他にも…
「兄がリア充になりにくい」という問題が生じることがあります。
こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。