「性格が合う人とだけ一緒にいられれば、どれだけ楽だろうか…」って思いますよね。
でも、人の性格というのは、十人十色、千差万別ですから、人が数人集まれば、その中にはあなたとウマや性格が会わない人も必ず出てきます。
そこで今回は、仕事や付き合いなどで性格が合わない嫌いな人と、どうしても一緒にいなければならないときの対処法についてご紹介していきます。
1. 彼を否定しない
まず、性格が合わない人に接する上で最も重要なことは…
「彼を否定してはいけない」ということです。
否定というのは、面と向かって「お前は間違っている」と言うことだけではありません。
心の中で、「苦手だなぁ、嫌だなぁ…」と感じるのも、否定しているのと同じなんです。
否定がストレスになる
あなたが、性格の合わない人と一緒にいて、イライラしたりストレスを感じてしまうのは、彼に対する「否定」の感情があるからです。
ですので。まずは「否定をしないこと」を心がけるようにしましょう。
また、あなたの心の中に否定の感情があると、それは無意識のうちに相手にも伝わってしまいます。
そうして結果的に、「お互いがお互いを良く思っていない。しかも、それが相手にも伝わっている…」なんていう最悪な状況になってしまうんです。
こうなると、お互いにとっては苦痛でしかありませんよね。
こうしたストレスや苦痛は、すべて「否定の感情」に端を発しているんです。
2. 彼は満足している
たとえあなたが、友人や同僚にイライラして「性格が合わない」と感じたとしても…
あなたはそれを批判したり、「ちょっと、その性格、やめたほうがいいよ」なんていう一言はできるだけ言わないようにしましょう。
なぜなら彼は、「今の自分の性格に満足している」からです。
例えば…
彼が無口で、「話しかけられない限り話さない」という性格だったとします。
この場合、彼は「話さない性格」を快適に感じている可能性があります。
逆に言えば、快適だからこそ、無理に「話そう」なんて考えないんです。
それをあなたが、「人といる時はもっと積極的に話したほうがいいよ」なんて言ってしまうと、彼にしてみれば「余計なお世話だ!」ってことになります。
性格は変わらない
人はなかなか、自分の欠点を「欠点」だとは感じていないものです。
また、欠点だと思わずに、むしろ「快適だ」と思っているからこそ、性格がずっと変わらない… ということなんです。
反対に、彼が性格を「直したい」と感じているなら、それは彼の問題ですから、あなたがとやかく言うことではありません。
相手に対し、「性格を改めてほしい」というような考えは持たないようにしましょう。
3. 彼はあなたに攻撃されたと感じる
もしも、あなたが友人や同僚の性格に我慢しきれず、「その性格、直したほうがいいよ」というようなことを言ってしまうと…
最悪の場合、友人は「あなたに攻撃された」と感じてしまいます。
人は、攻撃されると「防御」の体制を取ります。
つまり、もうあなたに対して、一切心を開かなくなってしまう…ってことなんです。
これでは、あなたとの距離はさらに広がっていく一方ですから、まさしく本末転倒です。
たとえウマが合わなくても、彼を責めるような発言はNGなんです。
4. 彼の人生は彼が責任を取る
たとえ、友人や同僚の性格が本当に悪くて、直すべきだったとしても… その性格で損をするのは彼自身です。
あなたではありません。
ですので、あなたは、彼のことを無理に「変えよう」なんて思わなくていいんです。
ただ、受け流すことだけを考えるようにしましょう
5. 彼のメリットに目を向ける
また、否定さえしなければ、後はゼロかプラスしかないわけですから、そのうち彼の良いところが見つかるかもしれません。
そこで、彼のメリットにも目を向けるようにしてみましょう。
ひょっとしたら、あなたがこれまで気がつかなかった、彼の素晴らしい長所が見つかるかもしれません。
人は見かけによらないものです。
例えば、いざ彼に話しかけてみたら、実はあなたと同じアイドルが好きで、なおかつ彼の方が詳しかったり… なんてこともあり得ます。
ぜひ、彼の長所に目を向けてみるようにしましょう。
あなたの中で、彼の評価が上げれば、結果的にあなたのストレスもなくなります。これでもしも仲良くなれれば、まさに一石二鳥です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、仕事や付き合いなどで、性格が合わない人とどうしても一緒に過ごさなければならないときのポイントとして…
1.
彼を否定してはいけない。
2.
彼は自分の性格に満足している。
3.
彼に忠告すると、彼はあなたに攻撃されたと感じる。
4.
彼の人生は彼が責任を取る。あなたは無関係。
5.
彼のメリットにも目を向けてみる。
以上5つのポイントについてご紹介してきました。
あなたと性格が合わない彼を否定せず、受け流すようにしていれば… あなたのストレスは次第になくなっていきます。
大変なことは、彼を「変えよう」としないことです。
彼がどんな性格でも、あなたの人生には関係ありません。彼の人生は彼が責任を取ります。
あなたは、彼と合わない点をできるだけ受け流して、彼の良い点にも目を向けるようにしてみましょう!