コンプレックスで悩んでいませんか?
コンプレックスとは、日本語で「劣等感」とも言われる通り、「自分が他人よりも劣っている」という感覚のことです。
あなたが、自分自身を他人よりも「劣っている」という感覚を持ってしまうと…
自分に「自信」を持つことができず、人生に対して消極的になり、より一層コンプレックスが強まっていく… という悪循環に陥ってしまいます。
そこで今回は、ニキビや肥満など外見的な悩みから、コミュ障などの性格的な悩みまで、あらゆるコンプレックスの解消に有効な「5つの思考法」についてご紹介していきます!
1. 同じ悩みの人を分かってあげられる
あなたの悩みを全面的に「マイナス」に考えるのではなく、まずは「プラス」に考えるようにしてみましょう。
コンプレックスの最大の美徳は、「同じ悩みを持っている人のことを分かってあげられる」という点です。
例えば、あなたがかつてニキビで悩んでいた、あるいは今も悩んでいるとします。
この場合、もしもあなたの後輩が同じようにニキビで悩んでいたら…
あなたは、その後輩の悩みを誰よりもよく分かってあげられると思いませんか?
後輩にとってみれば、「同じことで悩んだ経験がある」あなたに話を聞いてもらえるだけでも救いになります。
たとえ、あなたが相手に対して何のアドバイスもできなかったとしても、「悩みを聞いてもらった」というだけで相手は嬉しいものです。
また、これによって、あなたは確実にその相手から感謝されるわけですから、あなたは「良いことをした」ってことになります。
人の気持ちが分かるのは美徳
世の中には、善人のように振る舞いながら、そのくせ「人の気持ちがわからない」というような人が大勢います。
上記の例で言えば、生まれてから一度もニキビで悩んだことがない人は、たとえ見た目は善人であっても…
「ニキビの悩み」に関して、究極のところまでは分かりません。
その点、あなたがもしもニキビで悩んだことがあるのなら、「ニキビの悩みがない人」よりも、はるかに頼りがいがある…ってことになります。
ですので、あなたのコンプレックスを「マイナス」と捉えるのではなく…
「他人の同じ悩みを分かってあげられる」と、プラスに考えるようにしてみましょう。
2.「普通」を意識しすぎない
外見にせよ、内面にせよ、あなたがコンプレックスを抱いてしまう最大の要因は、「普通の人よりも劣っている」と感じてしまうからです。
でも、太っている or 痩せている、なんていうのは、あくまでも「平均値」があってのことです。
実際のところ、太っている人が増えれば平均値も当然上がるわけですから、そんな赤の他人のデータなんてあなたの人生には何の意味もないんです。
そんなものに一喜一憂していたらキリがありません。
ですので、まずはこの「普通の人よりも…」「せめて平均並みに…」という感覚を捨て去るようにしましょう。
あなたの評価は、あなた自身が決めるものです。
3. 誰にもでも必ずコンプレックスがある
恐らく、世の中の99%以上の人は、自分に対して何らかのコンプレックスを持っています。
例えば、「美形で人当たりが良く、頭もいい」なんていう誰もがうらやむようなタイプの人であっても…
「八方美人過ぎて本当の友達がいない。陰口が怖い。」
…というように、その人なりの悩みを何かしら抱えているものです。
悩みがあるのは、あなた一人ではありません。地球上のほとんどすべての人が、自分なりの悩みを抱えながら生きているんです。
ですので、「どうして私だけがこんな…」なんていう考えは禁物です。
コンプレックスで落ち込みそうになった時は、「誰にでもその人なりの悩みがある。自分はたまたま、この悩みだった」と考えるようにしてみましょう。
4. コンプレックスが強みになる
また、コンプレックスが強みになることだってあります。
有名な例では、身長が140cmぐらいの人が、その体の小ささを活かして俳優になった… なんていう例もあります。
特に芸能界などでは、「顔が大きい」「太っている」などなど、それがその人の強烈なキャラクターになって「売れっ子」になる、なんていう例は数多くあります。
また、芸能界でなくとも、例えば…
「仕事ができてスタイルも良い人」と、「仕事はできるけど太っている人」がいたら、後者の方がより親しみを持てると思いませんか?
所詮、コンプレックスなんていうのは、「平均値と比べてどうか」という相対的なもの。
そんな、「他者基準」のものに心を奪われて悩み続ける… というのは本当にもったいないことです。
それなら、あなたが持っているすべてのものを「コンプレックス」ではなく…
「特徴」として前向に捉えたほうが、はるかに価値的でポジティブです。
5. あなたの解決法で他人を救うことができる
また、もしもあなたが自分のコンプレックスを克服して、「もう全く悩まない」という状況になれば…
あなたは、自分が克服した方法によって、同じ悩みを持つ人達を救うことができます。
たとえば、あなたが対人恐怖症で悩んでいたとして、もしもその後、あなたが対人恐怖症を克服して社会復帰できたなら…
対人恐怖症で悩む多くの人達は、あなたの希望に満ちた体験談を「聞きたい!」と思うはずです。
これこそ、他の人には真似出来ない、あなただけの「強み」になります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「コンプレックスを解消するための思考法」として…
- 同じ悩みの人を判ってあげられる
2.「普通」を意識しすぎない
- 誰にもでも必ずコンプレックスがある
-
コンプレックスが強みになる
-
あなたの解決法で他人を救うことができる
以上5つのポイントについてご紹介しました。
コンプレックスで落ち込んでしまいそうになったときは、ぜひ参考にしてください。