あなたの身の回りに、「やたらとアドバイスをしたがる人」っていませんか？
アドバイスって、本当に必要なときには助かるのですが、「アドバイスなんて求めていないのに、やたら勝手にアドバイスをしてくる」っていうのは、ただのお節介ですよね。
しかも、最悪の場合、あなたが「そのアドバイスに従って、振り回される…」なんていう恐れもありますから、アドバイス好きのお節介な人には、なるべく早期にのうちに対処しておかなければなりません。
今回は、お節介な人のアドバイスに振り回されないための４つの考え方と、対処法についてご紹介していきます！
アドバイスする人のメリットって何？
アドバイスをする人の心の中には…
●すごいと思われたい
●優秀だと思われたら
●頭がいいと思われたい
…という心理が、必ずどこかにあります。
つまり、あなたにアドバイスをすることで、まるで偉くなったように感じて「酔いしれている」ってことです。
彼は、その感覚が気持ちよくて、あなたにアドバイスをしているだけなんです。要は、ただの「自己満足」です。
あなたは、そんなくだらない自己満足に付き合ってあげる必要は一切ありません。
ましてや、「わざわざアドバイスをしてくれて、申し訳ない」なんて恩義を感じる必要は「これっぽっちもない」…ということなんです。
周囲が耳を貸しているかどうか観察する
そのお節介な知人は、だれかれ構わず、周囲の人全員にアドバイスをしているでしょうか？
おそらくそうではなく、「あなたにばかり」アドバイスをしているはずです。…ここが重要なところです。
本当に有能な人なら、周囲の人達もみな、彼にアドバイスを求めるはずですよね。
これはつまり、あなた以外の周囲の人は、すでに彼の「お節介な性格」を見抜いていて、彼からのアドバイスになんて全く興味がない…ってことなんです。
ですので、あなたも、そんな「ただのお節介」なアドバイスに耳を貸す必要はありません。
ましてや、そんなアドバイスに振り回されてしまってはいけないんです。
弱みを見せるのは禁物
では、今回のテーマで、最も重要なポイントをお話しします。
そのお節介な彼は、なぜ「あなただけ」を選んでアドバイスをしてくるんだと思いますか？
それは、あなたが他者に「弱みを見せてしまうタイプ」の人だからです。
「弱みを見せる」とは…、例えば、あなたが彼に食事に誘われて、「行きたくないなぁ…」と思っていたとします。
でも、断るときに、ついつい「いやー、実は最近お金が厳しくて… 何かサイドビジネスでもしようかと、思ってるんですけどねー」のような答え方をしてしまう…
一見、何でもないセリフのようですが、これが「相手に弱みを見せる」ってことなんです。
弱みを見せると相手は喜ぶ
この例で言えば、あなたは「サイドビジネスを探している」いう情報を相手に与えてしまったわけです。
こうなると、お節介な人は、「じゃあ、俺がなんとかしてやろう。なにせ俺は有能な人間だからな」って思ってしまうんです。
あなたは無意識のうちに、「自分自身を弱くして、相手を強くする」ような言動をしてしまった…ってことなんですね。
これによって、お節介な人は、まるで「水を得た魚のように」あなたにアドバイスをしようとします。
「おすすめのビジネス入門のサイトを知ってるんだ」
「入会金がたったの5万なんて、安いじゃないか！」
「俺も読んでみたが、この人は本物だぞ！」
こんな風邪に畳みかけられてしまったら、もはやただの「宗教の勧誘」と変わりません。笑
弱みを見せると、振り回される
でもあなたは、「サイドビジネスを探している」なんて言ってしまった手前、断りにくい状態に陥っていますよね。
最悪の場合、彼に勧められるままに、有料の『サイドビジネス入門』とやらに入会させられます。本当は、そんなの求めてなかったのに…
つまりこれが、「振り回される」ってことです。
そもそもの始まりは、彼に「サイドビジネスを探している」という弱みを見せてしまったことが原因です。
ですので、「不用意に他人に弱みを見せないこと」を心がけるようにしましょう！
追記
また、実を言うと、あなたにアドバイスをする人も、あなたをけなす人も、根本の心理は「あなたを低く評価して、自分が偉くなったように感じる」という点で共通しています。
これについては、【 会うと確実に後悔する３つのタイプ 】の記事でもご紹介していますので、ぜひ、参考になさってみてください。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、
「お節介な人からのアドバイスや勧誘に振り回されないために必要な考え方」と題し…
●彼は、あなたにアドバイスをすることで、「自分が偉くなったような気分」に酔いしれている。
●もしも彼が「あなたにだけ」アドバイスをしているなら、周囲はすでに彼を見限っていて、全く評価していないということ。
●彼が「あなたにだけ」に近づいてくるのは、あなたが「弱み」を見せているから。
●「困っています・なんとかしたいです・教えてください」などのワードはNG。不用意に自分の弱みを見せてはいけない。
以上、４つのポイントについてご紹介してきました。
彼が「誰かにアドバイスをしたいっ！」と思っていても、彼の話を聞いてくれる相手は周囲に誰もいません。
でも、あなたが「お金に困っています」などのワードを言ってしまったがために… 彼はあなたをアドバイスの「標的」にしてしまった、ということなんです。
現代はネット全盛の時代ですから、必要な情報は検索すればいくらでも出てきます。
そんなお節介な人の話を聞くより、自分で検索した方が、よっぽど有用な情報を得ることができるんです。
そして、「必要な情報は自分で探す」という癖をつけておくと、あなた自身のスキルアップにもつながります。
これを機に、「他人に弱みを見せない生き方」をスタートしてみてはいかがでしょうか。
