
「人からなかなか信用してもらえない…」
と、悩んでいませんか?
誠意を尽くして相手に接している「つもり」でも、相手の信用を得られないと、心の通った人間関係が築けません。
そのため、「孤立」してしまうこともあり得るし、実にやりきれないものでしょう。
人から信用を得られない人には、実は、みな共通した特徴があります。
そこで今回は、他人から信用されにくい人の「8つの特徴」と、信頼を得る方法についてご紹介していきます!
1.人を裏切る人
まず、当然のこととして、「人を裏切る」人は信用されません。
ここで気になるのは「裏切り」の定義ですが、「裏切る」とは言っても、他社へ機密を漏らすとか、敵国に売り渡すとか、そんな大げさなことだけに限りません。
身近な例では、たとえば仕事や部活などでも、威勢良く「やります」と言っておいて、その後、全くやる気が感じられないタイプっていますよね?
これだって、周囲からの期待を「裏切っている」に他なりません。
「期待を裏切る」のも、いわば立派な裏切り行為の1つで、こういう人は信用してもらえなくなります。
軽い気持ちで「できます・やります」などと言っていると、結果が伴わないときに信用を失います。
自分の吐いた言葉には責任を持つ必要があると同時に、それが裏切りに通じないか熟考すべきでしょう。
2.裏表がある人
裏表がある人も、信用されません。
「裏表がある」とは、心で思っていることと、言葉や行動が一致しないことです。
例えば、陰で散々上司の悪口を言っておきながら、上司の前でへこへこしているようなタイプは、確実に周囲から信頼されません。
また、そういった裏表のある態度は、無意識のうちに上司にも伝わります。
こうなると、結局、上司からも同僚や部下からも、信用も信頼もされない…ってことになります。
3.悪意のある嘘をつく人
嘘をつくのは、最も信用を失う行為ですが、特にタチが悪いのは「悪意のある嘘」です。
例えば、できていない仕事を「もう完成してます」と言ったり、相手を傷つける目的で、良くないデマを流したりなど、これらはみな「悪意のある嘘」です。
つまり、自分一人だけの利益や、自己保身のためだけに、他人に迷惑をかけてしまう嘘ですが、こういう嘘をついていると、当然誰からも信用されません。
4.悪口や愚痴ばかり言う人
周囲から全く信頼されていない人を観察してみると…
他人の悪口や愚痴など、聞かされた方が気分が悪くなるようなネガティブなことばかり言っているものです。
信頼されたいと思うなら、こうした「ネガティブな内容」は、極力言わないようにしないとダメでしょう。
5.他人のせいにする人
また、アクシデントやトラブルが起こった際に、「○○のせいだ」と、すぐに他人のせいや、何かのせいにする人は、周囲から信用されません。
その人に何か頼んだとしても…
「どうせ失敗したら、自分のせいではなく、人のせいにするんだろう」
と、思われてしまうからです。
6.秘密を守れず、口が軽い人。
「ここだけの話だけど…」と、簡単に秘密を話してしまうような人は論外です。
「ここだけの話」とは言いつつ、誰にでもそうやって話してるのが見え見えです。
こんな人に、大切な秘密を話そうという気にはならないですよね。
7.利己的な人
「利己的」とは、自分自身の利益しか考えられない性格を指します。
他人のために何かをするという発想がそもそもできないため、発言や行動にもそれが現れてしまいます。
周囲も、「どうせ自分のことしか考えてないんだろう」と端から思ってますので、誰からも信用されません。
8.無責任な人
また、無責任なタイプも信用されません。
・自分の言った言葉を簡単に覆す
・最後まで責任を取らない
・すぐに義務を放棄する
など、こういうタイプは、周囲からは確実に「無責任だ」と言われ、信用を失います。
信用を得る方法は?
もしもあなたが「周囲からの信用を得たい」と思うなら…
上記で紹介した「信用されない人の特徴」の逆をすればいいんです。
つまり、
・有言実行で、
・他人の悪気や愚痴を言わず、
・他者に思いやりを持って接し、
・引き受けたことは必ず最後まで責任を持つ
読んでいると、まるで宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』そのままですが、まさにこういう人が信用・信頼を得られる人です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「他人から信用されない人」の特徴として…
1.人を裏切る人
2.裏表がある人
3.悪意のある嘘をつく人
4.悪口や愚痴ばかり言う人
5.他人のせいにする人
6.秘密を守れず、口が軽い人
7.利己的な人
8.無責任な人
以上、8つのポイントについてご紹介してきました。
3つ以上当てはまっている場合は、他人から信用されず「常に疑われている」ってことですから、早急に改善が必要です。
逆に、もしもあなたの周囲にこういう人がいるなら、安易に信用をおくのは禁物でしょう。
信用や信頼を得るのは楽ではありませんが、今回の8つのポイントを反面教師に、その逆をやってみてください。
一度に全部やろうとなると聖人君主でもなければできないでしょうし、聖人君主ならそもそも信用されているので悩んでませんよね。笑
道徳の教科書みたいで反感も抱くかもしれませんが、出来るところから始めるだけでも徐々に信用されるようになりますよ!