
本当は手伝って欲しいのに、周囲の人からなかなか協力が得られない…っていう場面、よくありますよね。
人から協力してもらえる人ともらえない人、一体どこがどう違うのでしょうか?
今回は、人から協力を得るために効果的な5つの方法についてご紹介していきます!
1. まずは自分が手伝う
今回のテーマで、最も重要なポイントは「たった1つ」です。それは…
「人から何かをしてもらいたいなら、まずは自分がする」ということです。
今回のケースで言えば、「手伝ってほしいなら、まず手伝う」ってことになります。
世の中の多くの人は、「手伝ってもらえない・協力が得られない」と嘆くばかりで、「そのために、自分が何かをしよう」というところにまで、発想が至らないんです。
自分からは何もしないのに、他人からの協力を求める…
そして、協力を得られずに、不満を抱く…
という、「悪循環」に陥りがちです。
身近で出来ることからでかまわないので、まずはあなたが、日頃から他の人を積極的に手伝うようにしてみましょう。
あなたのそんな姿を見た周囲の人たちは、今後あなたに何かあったとき…
必ず「あなたを助けよう」って思ってくれるものです。
⇒【 気が利かない人の3つの特徴 】
こちらの記事も参考になさってみてください。
イソップ童話『北風と太陽』
このテーマで、私たちが最も参考にすべき「教訓」が1つあります。それは…
イソップ童話の『北風と太陽』です。
しかし、太陽が強く照りつければ、旅人は暑さを感じて、「上着を脱ごう」と、自分から思う。
…誰もが知っている、有名な童話ですよね。
ここでポイントとなるのは、「自分から思う」の部分です。
「人に手伝ってもらおう・人を動かそう」と考えるから動いてくれないんです。
考えるべきは、どうすれば相手があなたのために「動きたい」と、自分から思えるかどうか…ってことなんです。
そのためには、まずはあなたが相手を手伝うこと…
これが「最も重要」ってことなんです。
2. 忙しさをアピールしない
人から「手伝って欲しい!」と思うあまり、やたらと自分の忙しさをアピールする人っていますよね。
でも、これは完全に「逆効果」です。
例えば、あなたが…
「まずい!この仕事、今日中に終わらさなきゃいけない!絶対深夜までかかる!」
と、周囲に対して忙しさや大変さをアピールしているとします。
でも、それを聞いた周囲の人たちは、どのように考えるでしょうか。
「なんで、昨日のうちにやっておかなかったの?」って考えるんですね。
もしもあなたが逆の立場なら、やっぱり、「やれやれ、もっと早めに済ませておけよ…」って思いませんか?
忙しさをアピールしたところで、それで人は手伝ってくれるわけではない… このことはよく覚えておくようにしましょう。
では、忙しさをアピールしてはいけないのなら、一体どんな方法で助けを求めれば良いのでしょうか。
それを、次にご紹介していきます。
3. 一人で終わらせる方法を考える
「逆説的」に聞こえるかもしれませんが…
人の協力を求めるときは、その前に、まずは「1人で終わらせる方法を考える」というのが効果的です。
そこで、もしも良い方法が思いつけば、ひょっとしたら、本当に1人で終わらせることができるかもしれません。
また、その方法で頑張って取り組んでいれば、周囲の人は…
「1人で頑張るなんてすごいなぁ… じゃあ、俺もちょっと手伝ってやるか」って思うものなんです。
あなたが逆の立場なら、やっぱり「頑張ってる人を手伝いたい」って思いますよね。
4. 人から話しかけられた時は笑顔で返す
他人が「あなたを手伝いたい・あなたに協力したい」と思ってくれる最大の要素は…
あなたの「笑顔」です。
例えば、あなただって、いつも仏頂面をしている同僚といつも笑顔の同僚がいたら…
笑顔の同僚のほうを、手伝うと思いませんか?
いつもニコニコしている人に協力すれば、協力した方も嬉しくなって、「この人を手伝ってよかった!」と、良い気持ちになれるものです。
5. お礼はオーバーすぎるぐらいで丁度良い
そして、友人が少しでもあなたに協力してくれたときは…
必ず、心から「お礼」を言うようにしましょう。またこの時のお礼は、「オーバーすぎる」ぐらいでちょうどいいです。
仮に、友人が肝心な時にいなくて、ちょっとしか手伝ってくれなかったとしても…
「この人、あんまり手伝ってくれてないし、そこまでお礼を言わなくてもいいよな?」
…なんて考えるのは、絶対に「NG」です。
お礼に手を抜いてしまうと、その人は今後あなたに協力してくれなくなります。
どんなに小さなことであっても、あなたが心からお礼を言うからこそ…
相手は、「次はもっとちゃんと手伝ってあげよう!」って思えるんです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、人から協力を得られない原因と、協力を得るための5つの方法についてご紹介してきました。
1.
まずは自分が他人を手伝う。
2.
忙しさや大変さをアピールしない。
3.
一人で終わらせる方法を考えてみる。
4.
人から話しかけられた時は笑顔で返す。
5.
お礼はオーバーすぎるぐらいで丁度良い。お礼に手を抜いてはいけない。
…と、なります。
最も大事なポイントは、「協力をさせる」という発想ではなく…
自発的に、『あなたを協力したい!』と、相手に思わせることです。まさに、イソップ童話の『北風と太陽』そのものですよね。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!