「友人と食事に行くと、いつも俺がおごる側になる…」と、悩んでいませんか。
毎回の食事を友人におごらせるというのは、依存癖のある人の最大の特徴の1つです。
もしもあなたが、日常的に食事をおごっている相手がいるなら、その相手からの「依存」を警戒しておく必要があります。
そこで今回は、依存癖のある友人に食事をおごってはいけない「3つの理由」と対処法についてご紹介していきます!
1.感謝しない
友人に食事をおごった後…
「こいつ、本当に感謝してるのかな?」
なんて、気になったことはありませんか。
人から親切にされても「感謝をしない」というのは、依存癖のある人にありがちです。
心からは感謝していない
もちろん、依存癖のある友人であっても、口では「ありがとう」と言うことはあります。
でも、依存癖の人が、本当に心から感謝しているのかというと… かなり怪しいものがあります。
依存癖のある人が他人から食事をおごってもらったときは、概ね次のように考えます。
・あなたは必ず奢る側
・おごってもらえないなら、外食には行くつもりはない
…などです。
なんかもう、これらの特徴を見ているだけで、「なんて図々しいっ!」って感じですよね。
2.あなたの話は聞いていない
普通、良識のある大人同士であれば…
「友人と2人で食事に行く」という場合、お互いが何か「有益な話」をしようと考えるものですよね。
例えば、お互いの趣味やビジネスのこと、あるいは、恋愛や人生の悩みなどです。
会った時に、こうした「実のある話」をしているからこそ、「また次も会って話そう」となるわけです。
でも、依存癖の人というのは、そうではありません。
食事は食事だけ
依存癖のある人は、食事は食事、話は話、と言う風に立て分けて考えていることがよくあります。
つまり、あなたがせっかく食事をおごって、将来についての「有益な話」をしているつもりだったとしても…
友人は、あなたの話なんて何も聞いていないかもしれない…ってことなんです。
なぜなら、依存癖の人にとって、「人間関係」というものは…
「依存相手か、それ以外か」という風に、非常に二極的になりやすいという傾向があるからです。
「依存用の友人」になってない?
また、そこまで極端ではないにせよ、依存癖の人は往々にして…
「話をしたい友達」「食事をおごって欲しい友達」いう風に、『友人の役割』を明確に立て分けようとするところがあります。
ですので、ひょっとしたら、あなたの友人は…
あなたのことを勝手に「食事用の友達」だと考えている可能性があります。
なんとも、厚かましい話だと思いませんか?
こんな友人におごっていても、お互いのメリットがありませんから、早々に付き合い方を変える必要があります。
3.依存相手には逆らわない
依存癖の人には、「依存はするものの、一応遠慮する」
という、複雑な心理があります。
例えば、あなたが友人に、週2回食事をおごっているとします。
この時友人は、「週2回も食事をおごってもらうなんて申し訳ない」
という言葉を口にし、頭でも一応はそのように考えています。
おごってくれる人には、逆らわない
遠慮すること自体は、悪いことではないのですが、友人はあなたに遠慮するあまり…
「食事をおごってもらっている以上、あなたの言うことには逆らわない」
と、考えている可能性があります。
なぜなら、あなたに逆らったら食事をおごってもらえなくなる可能性があるからです。
あなたは、友人に食事をおごって、腹を割って話しているつもりでも…
友人はあなたに「遠慮」をしているため、あなたの話を「うんうん」とただ聞き流しているだけかもしれない、ということです。
こうなるとあなたも、わざわざ友人に食事をおごって話している甲斐が全く無いですよね。
表面上は従っているように見えるが…
例えば、次のようなケースです。
依存癖の友人が、「仕事を探している」とあなたに言ったとします。
そこで、あなたが親身になって、友人に協力してみたところで…
友人は元々が「無気力」な性格ですから、どこまで本気なのかも怪しいものです。
依存癖の友人は、依存先であるあなたに、できるだけ「逆らわない」よう、口ではあなたのアドバイスを分かったような顔をします。
でも、友人の目的は、ただ単に「食事をおごってもらうこと」だけですから…
あなたの話を「実はほとんど聞いていない」かもしれない、ってことです。
こんなに相手に、毎回食事をおごって、親身になって相談に乗るなんて「バカバカしい」と思いませんか?
まとめ
いかがでしたか。
今回は、あなたが依存癖の友人に食事をおごるべきではない、と言える理由として…
1.
友人はあなたに感謝しない
2.
あなたのことを「依存用の友人」だと考えている可能性がある
3.
あなたに逆らわないよう、あなたの話をただ聞き流している可能性がある
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
「厚かましい」と思うかもしれません。
でも、逆に言えば、
依存癖の友人は、あなたに食事をおごってもらい続けているからこそ…
あなたに対して、言いたいことが言えなくなっている…ってことなんです。
これでは、友人のためにもなりませんし、何よりあなたがおごる食事代も無駄になってしまいます。
依存癖の友人には、食事をおごるのを一旦やめてみて…
時には公園で缶コーヒーでも飲みながら、「じっくり人生を語り合って」みてはいかがでしょうか。