「笑顔がうまくできない…」
「笑顔が不自然だと言われた…」
と、悩んでいませんか。
もちろん、笑顔は会話の潤滑油ですから、できるに越したことはありません。
でも、世の中には、どれほど頑張って笑おうとしても「なかなか笑顔ができない」というタイプの人がいるのも事実です。
そこで今回は、笑顔が不自然で引きつってしまい、どうしてもうまく笑顔ができない時の4つの対処法についてご紹介していきます!
1.「あなたに出会えて嬉しい」と考えよう
もしもあなたが、「笑顔が自然にできない」と悩んでいるなら…
なにも、無理に笑顔を作ろうとする必要はありません。
無理をして作り笑いになってしまうと、顔が引きつってしまって逆に不自然になります。
ですので、顔は今まで通りで良いので、まずは目の前の人に対して「あなたに出会えて本当に嬉しい!」と、心の中で強く思うようにしてみましょう。
気持ちは相手に伝わる
例えば、次のようなケースです。
「プチ同窓会」などで、あなたが10年ぶりに昔の友人たちに出会ったとします。
この時、「ニコッ」とうまくほほえむことができないと…
「せっかくの再会なのに、『大して喜んでいない』って思われるんじゃないかなぁ…」と、不安になってしまいますよね。
そんな時は、先ほどお話ししたように、まずは「久しぶりに出会えて、本当にうれしい!」と、心から思うことが先決です。
あなたが相手に対して考えることというのは、無意識のうちに相手にも伝わるからです。
笑顔にこだわらなくていい
もしもあなたが、心から相手との出会いや再会を喜んでいるなら…
笑顔ができるかどうかというのは、実はそこまで重要ではないんです。
あなたが笑顔ができようとできまいと、「出会えて嬉しい」という気持ちは必ず相手に伝わります。
そうすれば、相手は必ずあなたを受け入れてくれます。
反対に、あなたが笑顔を見せず、しかも内心では「お前とは別に会いたくない」なんて思っていたら…
相手は当然、あなたのことを「感じ悪いやつだ」って考えるんです。
どちらが良いかは、一目瞭然ですよね。
2. 喜びや嬉しさを口に出して伝えよう
また、「嬉しい」と心で思うだけでなく、実際に口に出して言うことも効果的です。
「笑顔が不自然」と悩む人の多くは、こうした喜びの言葉を言うことに抵抗を感じてしまいがちです。
「『嬉しい』と言葉で言っても、笑顔がうまくできないから、どうせ相手に伝わらないんじゃないか…」
と、考えてしまうからです。
しかし、「伝わらないから口に出さない」という考えはNGです。
口にも出さず、態度にも表さず、なおかつ笑顔もできない… となれば、もはや完全にあなたの好意を相手に伝える手段がなくなってしまいます。
笑顔が上手にできないからこそ、もっと積極的に口や態度で表したほうがいい… ということなんです。
3. 元気に挨拶をしよう
笑顔が自然にできない人の多くは、「せっかく人から挨拶してもらったのに笑顔で挨拶を返せない…」と、悩みがちです。
しかし、笑顔ができないからといって、挨拶まで消極的になってしまうと…
ますます人から「好感」を得ることができなくなります。
そこで、たとえ笑顔で挨拶ができなくても、まずは元気よく「おはようございます!」と、しっかり声に出して言うようにしてみましょう。
「元気に挨拶する」…たったこれだけでも、あなたの印象はグッと良くなります。
また、「毎朝元気に、はっきりとした口調で挨拶をする」と決めておけば、顔が次第に慣れてきます。
早い人で1ヶ月、遅い人でも3ヶ月も経てば…
笑顔は自然に身に付いてくるようになりますよ!
4. 喜びを全身で表現しよう
笑顔が不自然な人に共通する特徴は…「喜ぶのが下手」なことです。
もしも、嬉しいことがあったとき、「やったーっ!」と飛び上がって全身で喜びを表現していたら…
たとえ、顔が多少引きつっていようと、周囲の人は「笑顔だ」って思うものです。
ですので、あなたは、「笑顔」が下手なのではありません。「喜ぶ」のが下手なんです。
「嬉しいことがあったら、声に出して全身で喜ぶ」
…これをきちんとしていれば、笑顔なんて無理に作ろうとしなくても、後から必ず付いてくるもんです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、笑顔が自然にできないときの4つの対処方法についてご紹介してきました。
1.「あなたに出会えて嬉しい」と考える
2. 喜びや嬉しさを口に出して伝える
3. 元気に挨拶する
4. 喜びを全身で表現してみる
…大切なことは、あなたの「喜び」を気持ちや態度で示すことです。
世の中には、笑顔だけは一人前なのに「心は裏腹」…なーんていう人が大勢います。
それに比べれば、たとえ笑顔ができないけれど、心はいつも喜びに満ちている… という人の方がよっぽど尊いんです。
あなたが「喜び上手」になれば、必ず笑顔は自然にできるようになりますよ!