毎年、誕生日が近づくたびに、凹んだり落ち込んだりしていませんか?
誕生日と言えば、世間一般に…
「友人を集めて祝うべき喜ばしいこと」みたいな風潮がありますが、「自分の誕生日が嫌い」と考えている人も少なくありません。
おそらくあなたも、その1人ではないでしょうか。
そこで今回は、自分の誕生日を嫌いになってしまう2つの理由と、誕生日が近づいた時の心の対処法についてご紹介していきます。
1.早生まれ
自分の誕生日が嫌いになってしまう大きなの理由の一つに「早生まれ」があります。
一般に、1月~3月の「早生まれ」の人ほど、「誕生日に良い思い出がない」というケースが多いんですね。
早生まれは祝ってもらいにくい
これは、早生まれの人が、学校のクラスなどで、祝ってもらえる「順番」が後になってしまうためです。
また、早生まれや、誕生日が夏休みの最中といった場合、周囲にもなかなか誕生日を覚えてもらえません。
結果として、「ほとんど祝ってもらった記憶がない」…ってことになります。
4月生まれのリア充
反対に、4月~6月生まれの場合は、新学期でクラスメートのテンションも高いという事情も手伝い、「祝いやすい」という特徴があります。
特に、「4月生まれでリア充」ともなれば、クラス全員が「祝ってくれて当たり前」であるかのような錯覚すらあります。
一方で、その反対、つまり「早生まれで、陰キャ(陰気なキャラ)」であった場合は…
「そもそも誰も自分の誕生日を知らない」ということもザラで、こうなると「誕生日に特に良い思い出がない」ってことになります。
自分の誕生日を言いにくい
もしも、リア充であれば、たとえ早生まれであっても…
「俺、来週誕生日なんだよー」って、周りに言ったりもできますよね。
でも、リア充以外の一般の人にとっては…
「自分の誕生日をアピールする」というのは、やはり恥ずかしいものです。
それに、「わざわざアピールして、もしも祝ってもらえなかったらどうしよう」という、恐怖感もあります。
こうして、自分の誕生日を周囲に伝えることもできず、さりとて、覚えてくれてる人なんか誰もない…
という、つらい経験を積み重ね、結果として「誕生日が嫌い」になってしまうわけです。
2.進歩していない
また、誕生日には、当たり前ですが1つ年をとります。
この1つ年をとるのが、言いようのない重圧感につながったりします。
去年の自分より今年の自分は何か進歩しただろうか?
いや、何も進歩していない…
みたいな意識が働くと、自分がダメな奴の気がして憂鬱になってしまうんです。
対処法は?
誕生日に落ち込まなくても済む方法は「たった2つ」です。
それは…
「祝ってもらおうと期待しない」
「毎年少しずつでも成長する」
祝ってもらおうと期待しない
そもそも、自分の誕生日に凹んでしまうのは…
「自分は祝ってあげたのに、他人は祝ってくれない」という思いが、心のどこかにあるからです。
こうなると、「せっかく祝ってあげたのに…」という気持ちにもなってしまうんですね。
だったらどうするか。
それには「誕生日なんてどうでもいい」と割り切るのが最も効果的な対処法です。
それに、よほどのリア充でもない限り、大人になるにつれ、「誕生パーティーをしよう」などと考える人は減っていくのが普通です。
現に、あなたの友人は、あなたの誕生日を忘れていたか、そもそも知らないわけなので、あなたも一々、他人の誕生日を覚えておく必要なんてありません。
そうやって、他人の誕生日を意識しなくなれば、自分の誕生日も気にならなくなります。
毎年何か決意しよう
ただし、誕生日に全く何もしなくて良いかというと、それは違います。
誕生日というのは、いわば「人生の節目」です。今後1年間の計画を立てたり、決意をしたりするのには最も適した日といえるでしょう。
ですから、思考のポイントとしては…
「別に、他人が祝ってくれなくてもいい。
でも自分の誕生日には、人知れず来年の決意をする」
という風にしておくのが、理に適っています。
自分の目標や課題に向かって、たとえ1ミリでも前進できていれば、「今年は去年よりも良くなった」と実感できるようになります。
こうなれば、もう凹んだり落ち込んだりする必要はありません。
まとめ
誕生日が嫌いになってしまうのは…
・早生まれ
・祝われる順番が一番最後
・祝われた経験がない
など、様々な要因がありますが、これらは全て、こっちは「祝ってあげたのに」という思いに端を発しています。
だったら、「見返りを期待しない」のが肝要。
そうすれば、「祝ってもらえなかった!」とストレスを感じる必要もなくなります。
その上で、毎日少しずつでも、自分の目標や課題に取り組むようにしましょう。
「今年は去年よりも成長している」と、誕生日の度に実感できるようになれば、誕生日はあなたにとって最高の節目の日となります。
ぜひ、参考になさってみてくださいね。