「アラサーになって、どうもプチ同窓会が以前のように盛り上がらなくなった…」と、感じていませんか?
一般に、プチ同窓会が盛り上がるのは、20代前半ごろまでと言われています。
アラサー、30代、アラフォーと年代が進むにつれて、プチ同窓会は若い頃のように楽しくなくなってくるんです。
あなたも今、プチ同窓会に誘われて、「できれば欠席したいなぁ…」と、悩んでいるのではないでしょうか。
そこで今回は、アラサー世代のプチ同窓会が盛り上がらなくなる理由、そして、できれば欠席をしたほうがいいと言える3つの理由についてご紹介していきます。
ほとんどがサラリーマン
まず、アラサー世代のプチ同窓会の特徴として、「参加者のほとんどがサラリーマンである」という点が挙げられます。
ネット上などでは、「20代で独立!」「25歳で起業!」というような華々しいエピソードが紹介されていますが、こういうのはむしろレアケースで、ほとんどの人は、20代から30代にかけては標準的なサラリーマン生活をしています。
こうなると、せっかくのクラスメートたちが集まったはずが、「会社の価値観」というものが前面に出てしまうことになります。
●一流企業か、零細企業か
●役職ありか、ヒラ社員か
●正社員か、派遣社員か
というような「格差」がどうしても出てきてしまうんです。
こうなると、お互いがそういった格差を気にし合うため、会話は「イビツなもの」になりがちです
現実は厳しい
「格差なんて関係ない! 俺たちは、あの頃のように固い絆で結ばれている!」と、感じる人もいるかもしれませんが…
はっきり言って、現実は厳しいです。
たとえ、かつてのクラスメイトであったとしても、正社員と派遣社員とでは、「やっぱり話が合わない」というのが実際のところなんです。
状況が似ているもの同士なら盛り上がる
ですので、もしも「せっかくの機会だし、プチ同窓会にぜひ参加してみたい!」と考えているなら、クラス幹事の人に確認して、参加者たちの大まかな肩書きを確認しておくことをおすすめします。
そして、「自分と状況が似ているかどうか」を事前に把握しておくようにしましょう。
たとえば、あなたが派遣社員だったとします。
この場合、参加者の過半数が、同じく派遣社員であればプチ同窓会が盛り上がる可能性は十分あります。
でも、もしも参加者の肩書にバラつきがある場合は…、
プチ同窓会が盛り上がるどころか、あなたは、同窓生同士の「格差」をまざまざと見せつけられることになります。
アラサーの時点で、格差はすでに拡大している
アラサーの年代だと、会社によっては、すでに会社のプロジェクトを任されていたり、グループ長や班長などの役職に昇進していることもあります。
また、仮に正社員同士で、「卒業してすぐに就職した」というように、スタートラインが同じであったとしても…「本社採用組か、地方事業所の現地採用組か」という違いによって、その後の出世にはかなり差が出てきます。
そして、これはあくまでも、「例えば」の話ですが…
もしも、あなた1人だけが派遣社員で、残りの参加者が全員会社の正社員として仕事をしていた場合、あなたはその集まりの中で、確実に「浮く」ことになります。
また、周囲も、派遣社員であるあなたに「気を遣わなければならない」という状況が生まれてしまいます。
ですので、もしも「参加者同士の社会的ステータスが一定ではない」という可能性があるのなら… プチ同窓会の出席を見送ることをおすすめします!
話題が合わない
また、同窓会参加者の「業種」による違いも、プチ同窓会が盛り上がらなくなる理由の1つです。
同窓生の肩書は、会社員以外にも、公務員、医師、美容師、料理人、農家…など、様々な職業がありますよね。
アラサーの年代というのは、まだ自分の仕事のことで精一杯ですから、「ほかの業種の人と話して、幅広い見識を身に付けよう」という余裕はなかなか生まれてきません。
すると、その結果として…
「プチ同窓会で、それぞれが自分の仕事の現在の状況を話して終わり。会話のキャッチボールが成立しない」…という、非常に寂しい状況になってしまいます。
アラサー世代では、こうした「格差」や「業種」による距離感が大きいため、どうしても、「せっかくプチ同窓会に出席したのに、全然盛り上がらなかった」という状況になってしまうんです。
参加するのは「リア充組」だけ
また、プチ同窓会というのは、往々にして、「クラスの中で目立っていたタイプ」の人が仕切りがちです。いわゆる「リア充」と呼ばれる人達です。
リア充の人は、リア充同士でつるんいますから、プチ同窓会も当然「当時のリア充たちが盛り上がって終わり」というケースになりがちです。
もしもあなたが、こうしたリア充の人達と近い距離にいるなら、多少は盛り上がることが出来ます。 でも、もしもリア充たちとの交流がほとんどない状態なら…
あなたは、そんな「リア充たちによる」プチ同窓会を「心から楽しむことは難しい」と言えます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、アラサー世代のプチ同窓会が盛り上がらない理由として…
●正社員と派遣社員など、社会的な地位に「格差」がついてしまい、互いに気を遣う状況が生まれる
●業種が違うと、お互いの共通の話題がなくなってくる
●学生当時に「リア充」だったメンバーが仕切ることが多いため、リア充同士だけで盛り上がることが多い
以上3点のポイントについて、ご紹介してきました。
一番良くないのは、あなたがこうしたプチ同窓会に出席したことで、自分と周囲の状況を比べて落ち込んでしまうことです。これは最も避けるべき状況です。
もしも、そうなる可能性が少しでもあるなら、今回のプチ同窓会の出席は見送って、あなたは自分の日々の課題に集中するようにしましょう!