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新流行語「忖度力」の使い方~忖度力を身に付けて気配り上手になろう

忖度力

「忖度」は、2017年の最大の流行語の1つとなり、その後も急速に普及が進んでいるキーワードです。

そして現在、この「忖度」が元になって生まれた、「忖度力」という言葉がにわかに注目を集めています。

でも…

「忖度なら聞いたことあるけど、忖度力ってそもそも何?」って思いますよね。

そこで今回は、新たな流行語である「忖度力」の意味や具体的な使い方についてご紹介していきます!

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「忖度力」は流行している?

「忖度力」は、世間で「忖度」という言葉が流行したのと相まって、付随的に発生したキーワードです。

この元となった「忖度」は、既に様々なサイトで紹介されていますのでご存知かとは思いますが…

ここでもう一度、「忖度」の意味を軽くおさらいしておきましょう。

●相手の気持ちを推し量ること
●相手が求めていることを進んで行うこと

これらが、「忖度」の大まかな意味です。

「空気を読む」という用法

その後、「忖度」の流行に伴い、「気を使う、気を回す、空気を読む…」という、現代的なニュアンスが加わっていきます。

具体的には、「〇〇に気を使う」という意味で使われることが増え…

「〇〇に忖度する」

という用法が、現在、広く定着しています。

そして、ここからさらに付随して発生したのが、「忖度力」というキーワードです。

忖度力とは?

現在使用されている、「忖度力」の一般的な意味としては…

●周囲に気を使う・気を配れるスキル
●空気を読むスキル
●相手の求めていることを汲み取るスキル
●相手の希望を先回りするスキル

などのニュアンスがあります。

そしてその後も、ネット記事などを中心に、「忖度力」は広く使われるようになりました。

新しい流行語は定着しにくい?

こういう「流行語から派生した流行語」の場合、ただの一時的な「勢い・流行り」で、あまり世間では定着しないのが普通です。

たとえば、「○○フライデー」などはその典型です。

金曜日を特別な日にしようと、企業やマスコミなどがPRを続け…

「プレミアムフライデー」
「ハッピーフライデー」
「ブラックフライデー」

なんていう言葉が、一応は生れたものの、結局全然定着していないですよね。

「忖度力」は意外と使いやすい

一方、「忖度する」という動詞は、元々会話で使いにくい言葉です。

むしろ「忖度力」という名詞の方がよほど使いやすいというわけで、「忖度」から派生した「忖度力」が受け入れられていきます。

実際のところ、「〇〇に忖度する」という例文を作りなさい、と言われても、瞬時にパッと思い付かないですよね。

でも、「忖度力」であれば…

・忖度力ないなぁ
・忖度力ゼロ
・忖度力を身に付けようぜ!

などなど、いくらでも文章を作ることができます。

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「KY」と似てる?

それに、「忖度力」という言葉は、「空気を読む力」というニュアンスもありますから…

別の流行語である「KY(空気読めない)」とも関連していて使いやすいんです。

また、ネットの検索を見てみると…

「忖度力がビジネス成功の秘訣」

なんていう記事もあり、今後「忖度力」は、さらに普及が進んでいく可能性があります。

「忖度力」の3つの用法

では次に、「忖度力」の、具体的な3つの用法を見ていきましょう。

1.他人が求めていることを察するスキル

「忖度力」の最も重要な意味は…

「他人が求めていることを察して、自発的に行なう」

というスキルです。

例えば…

豊臣秀吉の「ぞうり取り」のエピソードなどは、忖度力の最たるものです。

「冬は足が冷えるだろう」と考えた秀吉が、信長の草履をあらかじめ懐に入れて温めておく… という、有名なエピソードですね。

ここまで極端ではないにせよ、世の中には…

「口にこそ出さないが、やってくれると嬉しい」ことって多々あります。

それを事前に汲み取って、先回りして行なう… これが忖度力です。

2.空気を読むスキル

近年、「コミュ力(コミュニケーション能力)」というものが、これまでにないほど重要視されていますよね。

流行語の「KY」の例を出すまでもなく、社会では、「空気が読めない」イコール「コミュ力がない」という認識すらあります。

そのため、「周囲の空気が読める」重要性は、年々高まっており、そうした「空気を読む」スキルを「忖度力」と呼んでいるわけです。

3.気配りするスキル

「忖度力」とは言っているものの、これが指している意味は、昨日今日生まれた新しい概念ではありません。

要は、気が利く、気が回る、つまり「気配り」です。

いつの時代でも、「全体を見渡し、周囲の人に気を配る」というのは、とても重要なスキルですよね。

たまたまこれを、流行語の「忖度」にあやかって、「忖度力」と呼んでみたら、これがまた実にマッチした表現だったというわけです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、「忖度」が元となって生まれた新たな流行語、「忖度力」についてご紹介してきました。

具体的な用法としては…

1.
他人の求めを察するスキル

2.
空気を読むスキル

3.
気配りができるスキル

以上の3点です。

こうしてみると、なかなか「重要なスキルだ」って思いませんか?

職場や家庭などで、周囲の人から喜んでもらえるよう、ぜひ、「忖度力」を磨いていきましょう!

追記

また、今回の記事をお読みになって、「忖度」の意味について、「もっと詳しく知りたい」と感じた方は…

⇒【 2017年流行語『忖度』の意味と使い方 】

こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。

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