「10代20代のうちに、もっと遊んでおけばよかった…」
「30代なのに、全然遊びたりない」
と、考えたことはありませんか。
「結婚」ということを考え始めると、とたんに貯金や結婚資金のことで不安がよぎり、「30代にもなって遊んでいてもいいんだろうか…」と、悩んでしまいますよね。
でも、世の中には、10代20代の頃にほとんど遊んだ経験がなく、30代になってから本格的に遊び始める… という男性も大勢います。
そこで今回は、「30代で遊びをやめるべきかどうか」、また、貯金なし・結婚願望なしは「本当にNGなのかどうか」というテーマでお話をしていきたいと思います。
常識にとらわれなくていい
まず、今回の「30代で遊び歩いているのはNGか否か」というテーマを考えるにあたり、あなたにぜひとも覚えておいて欲しい重要なポイントがあります。それは…
「20代はこうあるべき、30代はこうあるべき…」という常識にとらわれる必要はない、ということです。
例えばあなたが、30代前半の独身男性で、ほとんど貯金をしていなかったとします。(あくまでも、例えば、の話ですよ!)
この時、あなたが「10代20代で全然遊んでこなかったし、30代のうちにしっかり遊んでおきたい!」といったようなことを言うと、周囲はおそらくそれを制止しようとしますよね。
「結婚資金を貯めておいたほうがいい」
「30代から遊び始めるのは遅すぎる」
…などの物言いです。
でもあなたは、こうした物言いに耳を貸す必要はありません。
なぜなら、彼らは「世間一般の常識」を振りかざして言っているだけだからです。
生き方は人それぞれ
人の生き方というのは、本当に人それぞれです。
常識というのはあくまでも、「多数派がそのように言っている」という基準でしかありません。したがって、あなたがその常識に従う必要は全くないんです。
むしろ、そんな世間の常識よりも、「あなた自身がどのように生きていきたいのか」ということにもっと意識を集中させるべきです。
「遊び」が将来プラスになることも
また、「遊び」と一口に言ってもその内容は様々です。「遊び」があなたの将来にプラスになることだってあります。
例えば、次のようなケースです。
あなたが「魚釣り」が大好きだとします。そして、30代から自分の自由な時間ができたために、「もっと釣りに没頭したい!」と考えて、毎週釣りに出かける… というケースです。
この場合、あなたがもしも釣りの技術をある一定のレベルにまで極めることができれば、将来、釣りの講師になったり、釣具店をオープンしたり…など、様々な可能性が広がります。
でも、「結婚資金を貯めなくちゃ…」と言って一切の遊びを断ち、仕事と貯金だけに30代の月日を費やしてしまった場合…
あなたが結婚で得たものは「妻だけ」という状態にもなりかねません。それでは、それこそ40代50代で「つぶし」が利かなくなってしまいます。
…そこまですべてを犠牲にして「結婚」を目指すことが、果たして正しいのかどうか… 今一度、「結婚」というものをよく考えてみる必要があります。
もしも、あなたが心から「遊びたい!」と考えていて、なおかつ、それがあなたの将来にとって確実にプラスになるのなら…
周囲に流されるのではなく、ぜひとも「自分の心の声」に従うようにしましょう!
結婚には「適性」がある。
また、「30代のうちに、結婚資金を貯めておくべきだ」といった意見を言う人たちが忘れていることがあります。それは…
結婚には「適性」というものがある、ということです。
要は、世の中には、「根本的に結婚生活に向いていない人もいる」ってことです。
つまり、「結婚資金を貯めておくべきかどうか」なんてことを考える前に、…「自分は結婚の適性があるかどうか」を考える方が、よっぽど重要だったりするということです。
順序立てて考えよう
ですので、考えるべき順序としては…
1.
自分には結婚願望があるかどうかを考える
2.
結婚に対する適性があるかどうかを考える
3.
(結婚願望と適性があるなら)自分は何歳までに結婚したいのかを考える
4.
その上で、貯金がいくら必要かを考える
…という順序になります。
これらをよく踏まえた上で、
「どう考えても、自分には結婚の適性がないし、願望もない」
「自分は30代になっても、やっぱりもっと遊んでいたい!」
という決断をしたとしても、それはあなたの立派な決断なのですから、他人がとやかく言うことではないですよね。
あなたは「あなたの30代の人生」を満喫するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「30代で遊びたい」はNGか否か、というテーマで、あなたが考えるべきヒントについてご紹介してきました。
もしも、あなたに結婚願望がなく、時間とお金を使ってでもどうしてもやりたいことがあって、しかもそれが将来プラスになるのなら…
世間の『常識』などには耳を貸さず、あなたの意志を貫くべきですよという話です。
大切なことは、世間の常識にあなたの判断を委ねないことです。
アラサーという人生の重要な分岐点で、今一度、「自分はどのように生きていきたいのか」ということをよく考えてみるようにしましょう!