「他人と二人きりになると、気まずい…」
「電話で人と話すのが、すごく苦手…」
と、悩んでいませんか。
近年では、こうした性格を総称して「コミュ障」なんて言いますよね。
でもこれ、「障害」なんていうほど深刻な問題ではないんです。ほんのちょっとした気の持ちようで、「コミュ障」は劇的に改善することができます。
そこで今回は、コミュ障の人たちに共通する心理と、効果的な改善方法についてご紹介していきます!
1.話し始めに「あ…」などを付ける
話の出だしがはっきりせず、「あ、あの…」「え、まぁ…」のような言葉をつけてしまうのは、コミュ障の人たちに共通する最大の特徴です。
これで会話のテンポが悪くなってしまい、さらに会話が苦手になる… という悪循環です。
また、聞き手に対しても、「自信がなさそう」という印象を与えてしまいます。
内容を決めてから答える
話し始めが「あ、あ…」という風に、曖昧になってしまうのは、あなたの中で伝えるべき内容がまだ決まっていないからです。
「とりあえず何か言わなくちゃ…」と焦ってしまうために、「あ、まあ…」という出だしになってしまうんです。
でも、焦る必要なんて全くありません。
例えば、あなたが話の内容を考えるのに5秒かかったとしても…
実際のところ、相手は5秒くらいは平気で待ってくれます。
誰も、「遅えよ!」なんてあなたを責めたりしないし、もしもそんな風に責める人がいるのだとすれば…
そんな人と、無理に付き合う必要なんてありませんから、関係を切ればいいだけの話です。
そこで、話し始める際は、伝えるべき内容をしっかり決めてから、要件だけを簡潔に伝えるようにしてみましょう。
2.電話が苦手
メールやLINEメッセージだといくらでも会話ができるのに、突然電話かかってくるとびっくりして取り乱してしまう… という経験はありませんか。
「電話が苦手」というのも、コミュ障の人に共通する典型的な特徴です。
あなたも、「〇〇の件を同僚に電話連絡しなくちゃいけない」という、たったそれだけのことで、何時間も頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか。
前項とも関連しますが、電話で必要なのは、「要件だけをすぱっと伝える」ことです。
コミュ障で悩んでいる人は、往々にして…
「電話で、まずは世間話をしたほうがいいのかな」
「突然要件だけ切りだしたら、失礼じゃないのかな」
…と、悩んでしまいがちなのですが、これは完全に逆効果です。
考えれば考えるほど電話ができなくなってしまいます。
むしろ、コミュ障であるからこそ、無駄な世間話などはせずに「要件だけをすぱっと伝える!」ことに徹しましょう。
そうした方がはるかに効果的です。
3.沈黙が怖い
コミュ障の人は、「沈黙」を恐れる傾向があります。
でも、現時点でうまく会話ができないのに(失礼!)、「沈黙を破ろう」と焦っても破りようがないですよね。
それなら、無理に「何か話そう」なんて考えるより、むしろ沈黙に「慣れる」方がよっぽどラクだと思いませんか?
それに、あなたの話し相手は、ひょっとしたらあなたとの間の沈黙をなんとも感じていないかもしれないんです。
要は「沈黙を恐れる」というのは、あなたの「ただの取り越し苦労」…ってことです。
4.二人きりになると気まずい
仲良くない人と、二人きりになることを恐れていませんか。
でも、二人きりになったからといって、「話しかけなければいけない」なんていう決まりはどこにもありません。
他人と二人きりになっても、沈黙を恐れたり、「会話しよう」なんて無理に考えたりせず…
いつも通り、自然体でいるようにしましょう。
5.コミュ障がバレるのを恐れる
コミュ障の人に共通する悩みとして…
「コミ障であることが他人にバレてしまうのを恐れる」という心理があります。
でも、耳が痛いかもしれませんが…
はっきり言ってコミュ障じゃない人は、あなたがコミュ障だってことを… そうですね、会ってからものの数分以内に恐らく見抜いてしまいます。
これまでにご紹介した、「話の出だしが不自然」「電話を恐れる」などの特徴を見れば、「ああ、この人は、コミュ障で悩んでいるんだな」ってことが分かってしまうんです。
要は、とっくにバレている…ってことです。
ですから、「コミュ障であることを隠そう」とする必要なんて一切ないんです。
「自分は会話が苦手です」とカミングアウトしよう!
だったら、「バレたらどうしよう」なんて心配すること自体、そもそも無益なことだと思いませんか?
それよりも、信頼できる相手に対しては、「私は会話が苦手なんです!」とはっきりカミングアウトしてしまいましょう。
また、そのように伝えておけば、相手もそれなりの対応が可能になりますから、よっぽど会話がスムーズになりますよ!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、コミュ障の人に共通する特徴として…
- 話し始めに「あ…」などを付ける
- 電話が苦手
- 沈黙が怖い
- 二人きりになると気まずい
- コミュ障がバレるのを恐れる
以上、5つのポイントについてご紹介してきました。
対処方法は…
●沈黙でも構わない、と考える。
●話す内容を決めてから、要件だけを簡潔に伝える。
●コミュ障がバレても構わない、と考えて、自然体でいる。
●信頼できる相手には、「会話が苦手だ」と正直に伝える。
…これらの方法が、コミュ障改善には効果的です。ぜひ、試してみてくださいね!