「その癖、直したほうがいいよ」と、友人からダメ出しや指摘をされて、ついつい「むっ」となってしまった…
そんな経験、ありませんか?
よく、「人からの指摘やアドバイスには、ちゃんと耳を傾けたほうがいい」なんて言いますよね。
でも、世の中には、「耳を貸すべき言葉」と「耳を貸すべきでない言葉」が存在します。
今回は、友人からの指摘に「素直に耳を貸すべきかどうか」を見分ける「たった2つの」方法についてご紹介していきます。
1.親切心からの言葉かどうか
1つめのポイントは、相手があなたに対して「親切心から言っているか、否か」ということです。
つまり、友人からのダメ出しが…
あなたのことを本当に思って、「親切心」から助言をしてくれているのかどうか…ってことです。
実は、この見分けは、かなり重要です。
あなたの成功を願ってくれている
例えば、次のようなケースを考えてみましょう。
あなたが、生活費の足しにしようと「副業」を考えているとします。
この時、あなたのことを心から心配して、親切心から助言をしてくれる人は、次のように言います。
…その特技を生かすなら、こんな副業はどうだ?
やるなら、よく考えてからやったほうがいいぞ」
と。
この言葉からは、友人が「あなたの成功を心から願っている」ということが伝わってきますよね。
振り回されるケース
反対に、「あなたを振り回すタイプ」は、次のように言います。
たったの10万円だ。
10万円でこの資料を買えば、お前も明日からすぐにビジネスができるぞ!」
※なお、「情報商材」というのは、「ビジネスの方法教えます」というような、有料(しかもかなり高額)の資料(主にPDFや動画)を指します。
この言葉、改めて文字にして読んでみると、「薄っぺらい助言だなあ」って思いませんか?
こんなのに従ってしまうと、散々振り回された挙句、状況はちっとも良くはなりません。
親切心の有無を見分ける方法
さて、前者と後者は、いずれも同じ「助言」のようにも見えます。
でも、その内実は、月とスッポン。まるで違います。
「あなたのことを思っての助言」なのか、「ただの薄っぺらい言葉」なのか…。
では、一体どこが違うのでしょうか?
両者の違いは、「あなたの立場に立っているか、否か」です。
前者は、「お前ならこんなビジネスができるはずだ」と、あなたの身になって、あなたの長所が最大限に生かせるような助言をしてくれています。
あなたの立場に立って、親身になってくれる… これは、あなたへの親切心がなければできないことです。
一方、後者は、「こんなビジネスがあるからやってみろ」…
これでは、ただのメッセンジャーです。
そこには、「あなたの身になる」という発想は何一つありません。
「自分で情報商材を購入して試したわけでもないくせに、なんで俺に勧めてんの?」ってな感じですよね。
こうゆう、「ただ言ってみただけ」というような、中身のないアドバイスに耳を傾けてしまうと…
アドバイスに振り回されて、最悪の場合、「副業セミナーで騙されて、何十万も損をする」というような事態だってあり得ます。
これについては…
⇒【 身内がネットビジネスに大金をつぎ込んでしまった時の対処法 】
こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。
2.アドバイスか、批判か
また、相手が「ただ否定したいだけかどうか」というのも重要なポイントです。
アドバイスをしているように見えて、実際のところは「ただあなたの意見を否定して、批判したいだけ」というケースも往々にしてあるからです。
親切な人のアドバイス
例えば、次のようなケースを考えてみましょう。
あなたが「○○県へ旅行に行こうと思っている」と、友人に言ったとします。
ここで、親切な人は…
〇〇温泉がおすすめだ。
あと、お勧めのレストランは…」
という風に、あなたの提案を全て受け入れて、その上で、プラスアルファのアドバイスをしてくれます。
否定癖がある人は…
反対に、否定癖や批判癖のある人というのは…
俺は××県に行ったが、そっちの方が良いぞ」
…なんてことを平気で言っちゃうんです。
こんなことを言われたら、一気にテンションが下がりますよね。
こんな否定癖のある人の言うことに耳を貸すべきではありませんし、また深く付き合ってはいけません。
これについては…
⇒【 あなたが距離をおくべき5つのタイプ 】
こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。
両者の違いは?
否定癖がない人とある人との違いは、あなたの提案を「受け入れているかどうか」です。
否定しない人は、あなたが相談した内容を一旦すべて受け入れてくれようとします。
その上で、親切心から、あなたの考えにプラスになることを言ってくれるんです。
でも、反対に否定癖のある人というのは…
あなたの相談内容になんて一切関心がないんです。
そのため、ただあなたの言葉を頭から否定して、自分の考えだけを一方的に押し付けてくる… というわけです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、あなたが友人の忠告に「耳を貸すべきかどうか」を見分けるポイントとして…
●あなたの立場に立って、あなたへの「親切心」から助言をしてくれているか否か。
●あなたの言葉を否定せず、受け入れてくれているか否か。
以上の2つのポイントについてご紹介してきました。
この2つは「親切心」からの言葉なので、あなたにとって何かしらプラスになります。
逆に言うと、「親切心」のない薄っぺらい助言に耳を傾けてしまうと…
「助言に振り回されて終わり」…なんていう、残念な結果になってしまうんです。
人に何かを相談するときは、ぜひ、参考になさってみてくださいね!