「中高一貫の男子校だったせいで、彼女ができなかった…」
と、悩んでいませんか。
しかし、極論すれば、男子高卒でも男女共学卒でも、恋愛や結婚にあたっては全く問題ありません。
むしろ男子校には男女共学にはない、大きなメリットがあります。
そこで今回は、男子校卒の3つのメリットについてご紹介していきます。
1.異性の目を気にせずに自由な活動ができる
男子校の最大のメリットは、「異性の目を気にせずに自由な活動ができる」ことです。
ここで言う自由とは、「規律がない」という意味ではありません。
「女子の目を気にしなくても良い」という意味です。
思春期の若者にとって、「異性の目」というのは、自由な活動をする上で、最も大きな障害になります。
・女子からどう見られているか
・女子から不潔だと思われていないか
というようなことを絶えず気にし続けなければなりません。
これって、中高生の男子にとっては、かなりの「足かせ」になります。
この「女子の目」という足かせがあるために、共学の男性の多くは…
自分が本来なすべき勉強や活動に、十分なエネルギーを注ぐことができないんです。
反対に、男子校だと、女子の目を気にしなくてもいいのですから、外見にかける時間なども不要になります。
男子校なら、本当に自分がすべきことだけをしたいようにできますよね。
また、友人同士で言いたいことも言えます。
つまり、あなたが中高一貫の男子校で築き上げた思い出というのは…
「もしも共学だったらできなかったこと」かもしれないんです。
2.男子校の友人は一生の友人
よく、「男子校の友人は一生の友人」と言われます。
おそらくあなたも、中学高校時代の友人と、今も親しい関係が続いているのではないでしょうか。
反対に、共学の場合、「うわべだけの関係」が非常に多くなります。
現在巷で流行している「リセット癖」や「リセット症候群」などを見ても明らかです。
過去の人間関係を一掃しようとする人というのは、圧倒的に共学卒の人の方が多いです。
つまり、共学の人間関係というのは、異性とのつながりも希薄で、なおかつ同性とも浅い付き合いになる…
というデメリットがあるんです。
3.「同期」の連帯が強い
前項の、「一生の友人」とも関連しますが…
男子校は総じて、「同期」という連帯感が非常に強いものです。
あなたも、たとえ在学中に交流がなかった相手であっても…
男子校の同期の仲間とは、いつでもすぐに連絡を取れる状態ではないでしょうか。
これは、男子校卒の大きなメリットです。
反対に、共学は、「グループ化が進みやすい」という傾向があります。
そもそも、女子と男子が分かれている時点で、「同期全員と仲良くなる」なんてことはほぼ不可能です。
この時点で、友人になれる同期の数は半分になります。
また、共学の男子は女子の目を気にするため、エネルギーを抑えがちになり、あまり思い切った行動をとれません。
そのため、共学では、男子も女子も小さなグループでまとまりやすく…
「卒業後もつながっている同期の友人がほとんどいない」ってことになりがちなんです。
共学のメリットはあるの?
逆に、「共学のメリット」を考える方が大変です。
はっきり言って、共学のメリットは、「男女の出会い」があることくらいでしょうか。
その他の、勉強や活動、友情など、すべて男子校の方が得られるものは大きいと言わざるを得ません。
また、そもそも、「出会いがある」と「恋愛ができる」は、全く別次元の話です。
共学に行ったところで、彼女ができるかどうかは、本人の「魅力」や「モテ度」次第です。
もしも、共学=恋愛なら、共学卒の男子は全員、同じ高校の女子と付き合っているはずですよね。
でも、現実には、そんなのあり得ません。
要は、ただ「知り合い」になれるというだけのお話。
しかも、卒業後にほとんど繋がることのないような、希薄な知り合い関係です。
男子校は、そんな「女子の出会い」なんてものを、はるかにしのぐほど、大きなメリットがあるんです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、男子高卒のメリットとして…
1.
異性の目を気にせず自由な活動ができ、十分なエネルギーを注げる。
2.
一生の友人ができやすい。共学の友人は疎遠になりがち。
3.
同期の連帯が強いため、いつでも連絡を取り合える間柄。
以上、3つのポイントについてご紹介してきました。
これらはいずれも、共学ではなかなか手に入らない貴重な財産です。
「中高一貫の男子校だったから、ずっと彼女がいない…」なんて、ネガティブに考えるのではなく…
「男子校で、一生の財産を築いた」と、前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。