友人から、「ちょっと感じ悪いよ」って、言われたことはありませんか？
感じがいい人、悪い人というのは、実は性格にはそこまでの違いはありません。
ただ、受け答えの仕方が、ほんのちょっと違うだけなんです。
あなたもひょっとして、知らないうちに「感じ悪い！」と思われるような答え方をしているかもしれません。
そこで今回は、「感じ悪い！」と思われる人の５つの特徴についてご紹介していきます。
「感じ悪い人」の５つの特徴
「感じ悪い！」と言われる人は、ほとんどの場合、会話における「受け答えの仕方」にその原因があります。
感じ悪い人の答え方には、大きく次の５つの特徴が挙げられます。
- 聞かれたことだけ答える
- 分かりきったことだけ答える
- イヤそうに答える
- 無表情で答える
- 疲れきった顔で答える
では、１つずつ見ていきましょう。
聞かれたことにだけ答える
感じ悪い人というのは、「会話を楽しもう」という気がありません。
そのため、「聞かれたこと」だけを淡々と答える… という特徴があります。
例えば、あなたが「一緒に食事でも行こうよ」と誘った時…
感じ悪い人は、「行かない」の一言しか発しません。
でも、これでは行かない理由が分かりませんから、あなたはわざわざ「どうして行かないの？」と、もう一度聞き直さなければいけませんよね。
でも、感じ悪い人に何度も質問をするのは疲れますから、結果として「誰も誘わなくなる」…ってことになってしまうんです。
感じ悪い人は、会話というものを苦痛を伴う「義務」だと考えています。
そのため、「お腹すいてないから、食事にはいかない」というような理由さえも答えず、ただただ「行かない」としか答えないんです。
これでは、周囲から「感じ悪い！」と言われても仕方ないですよね。
分かり切った事だけを答える
感じ悪い人というのは、基本的に、受け答えのポイントがズレています。
例えば…
「どうするって… 食べるに決まってんだろ」
と、こんな受け答えをしてしまいます。
常識のある人なら、「夕食はどうする？」の質問の意味は…
「夕食の献立」や、あるいは「家で食べるか外食するか」を聞いているのだろう…と、「瞬時に」理解できますよね。
「食べる」っていうのは、もう分かりきったことなんです。
でも、感じ悪い人というのは、「相手の意志を汲み取る」という脳の働きが欠落しちゃってるんですね。
そのため、「夕食はどうする？」と聞かれて、「食べるに決まってんだろ」というような回答をしてしまうわけです。
でも、ここまで来ると、「感じ悪い」を通り越して、もはや「異常」ですよね。少なくとも、正常な人の受け答えではありません。
イヤそうに答える
感じ悪い人の受け答えは、常に「イヤそう」です。
例えば、あなたが外食系のお仕事をしていて、お店が混んできた時、同僚に「手伝おうか？」と聞いてあげたとします。
普通は、手伝ってもらったら「助かる！」って思いますから、多少は嬉しい顔をするものですよね。
でも、感じ悪い人は、「嬉しいときには嬉しそうな顔をする」というルールを知りません。
そのため、本当は嬉しいのにイヤそうに答えてしまい、よりいっそう人が離れていく… という悪循環に陥ってしまうんです。
無表情で答える
「常に無表情」というのは、感じ悪い人の最大の特徴です。
例えば、あなたが相手を褒めようとして、「良かったね！」と言った時に、「あ、ああ…」と無表情に答えられたらどう思いますか？
「せっかく褒めてるのに！」って思いますよね。
普通は、そんな無表情な人に「また話しかけよう」とは思わなくなります。そんな人と会話をするのが嫌になってしまうからです。
これまで見てきたように、感じ悪い人は、そもそも「会話したい！」という気がありませんから、「気持ちのいい返事」ができないんです。
疲れきった顔で答える
また、感じ悪い人というのは、いつも疲れきった顔をしています。
例えば…
あなたが「おはよう！」と元気に挨拶をしても、感じ悪い人は、「あ、うん…」のように疲れ切ったような挨拶を返してきます。
感じ悪い人は、基本的に、「覇気」というかエネルギーが足りていないんです。
こうなると、疲れが「伝染」してしまいます。
せっかく、あなたが元気いっぱいに挨拶しても、その元気がまるで感じ悪い人の方へ全て吸い取られていくかのような気になってしまうんです。
こうなると、周囲からは、「感じ悪いし、話してると疲れる…」と思われますから、もう誰もその人には話しかけなくなります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、「感じ悪い」と思われやすい人の特徴として…
- 聞かれたことだけ答える
- 分かりきったことだけ答える
- イヤそうに答える
- 無表情で答える
- 疲れきった顔で答える
の５つをご紹介してきました。
もしもあなたの普段の受け答えが、「５つ全部当てはまってるかも…」という自覚があるなら、あなたは周囲から「感じ悪い！」と思われている可能性大です。
ですので、周囲から「感じの良い人」と思われたいなら、この逆をするようにしましょう。
⇒【 飛躍的に感じが良くなる受け答えのコツ 】
こちらの記事も、ぜひ参考になさってみてください。
「笑顔で、元気に返事をする…」たったこれだけで、周囲の印象はぐっと良くなりますから、ぜひ試してみてくださいね！
