誕生日が近づいて、憂鬱を感じていませんか?
「誕生日だからお祝いをしよう」というのは、基本的に「リア充」と呼ばれる人たちの発想です。
むしろ世の中には、「誕生日だからって、別に嬉しくない」「誕生日が近づくと憂鬱になる」と感じている人が数多くいるんです。
あなたもひょっとして、「誕生日祝い反対派」ではないでしょうか。
そこで今回は、あなたが誕生日に憂鬱を感じてしまう原因と、特に「早生まれ」が損である理由。
そして、誕生日を楽しくやり過ごすための方法についてご紹介していきます!
早生まれの人は憂鬱になりやすい
基本的に、4~6月生まれの人に比べて、1~3月の、いわゆる「早生まれ」の人は、誕生日に鬱になりやすい、という傾向があります。
これには、いくつか理由考えられますが、最大の理由は「子供の頃から学校で祝ってもらえなかったから」という点が挙げられます。
4~5月ごろの新学期の時期にクラスの中に誕生日の子がいると、「クラス全員で祝おう」っていう空気が生まれますよね。
そのため、4月・5月生まれの人ほど、自分の誕生日を「ポジティブ」に考える傾向があります。
しかし、夏休みを挟んで、2学期、3学期と進むにつれて…
次第に、クラスの中で「誕生日」への関心は薄くなっていきます。
早生まれは損をする
特に、早生まれの1~3月の時期というのは、学校でも受験や卒業式などがあり、「クラスメイトの誕生日なんて、一々祝っていられない」という空気になりがちです。
このように、早生まれの人は学校であまり祝ってもらえなかった経験をしている人が多く…
そのため、早生まれの人ほど、誕生日を「ネガティブ」に考えてしまうんです。
長期休みに誕生日が来るケース
また、学校が夏休みにあたる8月に誕生日がある子供も、なかなか誕生日を祝ってもらえません。
部活などで、夏休みの練習などがあれば部員に祝ってもらえるケースもありますが、「帰宅部で8月生まれ」となってしまうと…
「夏休み中で、クラスの誰にも祝ってもらえない…」という状況になります。
そのため、8月や1月、3月などの、学校がちょうど休みの時期に誕生日がある人は…
誕生日に対してネガティブな印象を持ってしまいがちなんです。
「祝わなければならない」という幻想
そもそも、誕生日だからといって、必ずしも「祝わなければならない」なんて決まりはありません。
【 クリぼっち 】の記事でもご紹介しているように…
「何かあれば祝うのが当然」という考えは、基本的に「リア充」と呼ばれる人たちが勝手に作り上げた「幻想」に過ぎません。
彼ら「リア充」は、学生の頃から、仲間の中で誰か誕生日の子がいると、やたらと教室の中で盛り上がっていましたよね。
あまりにも騒ぎ立てるもんだから、あなたも社交辞礼で、「お、おぅ、おめでとう…」なんて言ってみたりするわけです。
リア充たちのこうした習性が、「誕生日は皆で祝うべきもの」という幻想を周囲の人たちにも植え付けてしまうことになります。
リア充だけのイベント
でも、ちょっと考えてみてください。
教室には、「たまたま、リア充の子と同じ誕生日の子」だっているかもしれません。
でも、その子は別に「祝ってほしい」なんてことを特に口にも出さず、誰にも知られずに誕生日の1日を学校で過ごすわけです。
この2人の違いは、「リア充のグループ員かどうか」というだけです。
このように考えると、「誕生日フィーバー」って、実は「クリスマスフィーバー」と全く同じ構図だと思いませんか?
そして、「誕生日を祝ってもらえないから憂鬱」というのも、まさしく「クリぼっちだから憂鬱」というのと、基本的には全く同じことなんです。
要は、リア充だけが勝手に「誕生日」を盛り上がっているだけなんです。
「誕生日憂鬱派」は多い
現に、ネットユーザーを対象に行なわれたアンケート調査によると…
自分の誕生日を「憂鬱だ」と感じている人は、実に半数近くにものぼっています。
「早生まれが損をする法則」から見ても十分うなずけるデータですよね。
大人になっても「誕生日が大好き」なんて言っているのって全体のごく一部なんです。
それなのに、ネット上には相も変わらず、「誕生日の過ごし方」「誕生日の祝い方」なんていう記事があふれかえっています。
これは、世の中のこうしたネット記事のほとんどが「企業のマーケティング」に利用されているからです。
つまり、「誕生日プレゼントおすすめ10選」のような記事を書いておけば、それを読んだ人が買い物をして、社会でお金が回る…
ただ、それだけのことです。
対象はリア充
また、「誕生日の楽しい過ごし方」というような記事は、基本的に「リア充」あるいは「リア充になりたい人達」に向けて書かれたものです。
でも、これまでからもお話ししているように…
あなたは、そんな『一部のリア充の価値観』なんてものに気を取られる必要はありません。
誕生日だからといって、一喜一憂せず、いつも通り過ごすようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、あなたが誕生日に凹んだり、憂鬱になってしまう原因について色々とご紹介してきました。
基本的に、「誕生日だから祝おう」という発想自体、全てリア充たちが作り上げた「幻影」です。
大切なのは、こうした「世間の流行」に気を取られ過ぎないことです。
あなたと大して仲良くもない人が、お祝いの言葉を言ってくれたところで… そんなものは、中身のないただの空しい言葉に過ぎません。
誕生日にはあなたらしく、満ち足りた時間を過ごしてくださいね!