お正月が近づいて、「親戚の子にお年玉を渡すの、イヤだなあ…」と、感じていませんか。
実際のところ、親戚の子供がお正月にあなたを訪ねてきたところで…
あなたには何のメリットもありませんよね。
それなのに、毎年お年玉だけを払わされる… となると、「やっぱり納得いかない!」って、思いますよね。
そこで今回は、あなたが親戚の子供にお年玉を渡す必要がないと言える「6つのケース」についてご紹介していきます!
1.基本的に厚かましい家の子
そもそも、そんなに親しくもない親戚が、お正月の時期に限って子供を連れてあなたを訪ねてくる、という時点で…
「なんて厚かましい!」って思いませんか?(笑)
特に、あなたが経済的に余裕のない状況であればなおさらです。
本来なら、あなたの状況を察して、親が「遠慮」するべきです。
親も非常識
つまり、あなたにお年玉をねだる子供というのは、基本的に…
親が「非常識」なんです。
親戚が、あなたの経済状況を知っているのであれば…
あえて子供を遠ざけるとか、「お年玉なんて結構ですよ」の一言くらい言ってみるとか、そういう配慮があってもいいと思いませんか?
それなのに、親も何も言わず、その子供も物欲しそうにあなたを見つめている…
こんなの、どう見ても親子そろって「お年玉をもらいたい」という魂胆がミエミエです。
要は、親も「非常識」なんです。
「俺には、そんな余裕はない!」と言って、一言できっぱりと断るようにしましょう。
2.毎年あげなければならなくなる
もしもあなたが、「親戚にお年玉なんてあげたくないなぁ」と、悩んでいるなら…
親戚の子がなるべく小さいうちに断るようにしなければなりません。
理由は簡単で、一度あげてしまうと、その後も毎年あげなければならなくなるからです。
特に、前項まででお話ししたように…
「お正月になると、まるでお年玉をねだるかのように近づいてくる」
なんていうのは、子供も親も非常に厚かましい証拠です。
あなたが相手をする必要なんてありません。
3.感謝を知らない人たちである
また、「厚かましい・図々しい」ということとも関連しますが…
そういう人たちは、基本的に「感謝の気持ち」を知りません。
あなたが、毎年1月、なけなしの貯金の中から親戚の子供にお年玉をあげたところで…
もらった子供もその親も、それに対して、「ありがたい」とか「申し訳ない」なんていう気持ちを抱くことはない…ってことなんです。
要は、あなたが100パーセント「損」をするだけです。
4.時代は変わった
「お正月はどこの家に行っても大人からお年玉をもらえる(^o^)」なんていう風習自体が、そもそも…
わが国の「バブル華やかりし頃」の話です。
現在は見ての通り、深刻な格差社会と不景気ですから、「大人は誰でもお金を持っている」ってわけではないですよね。
ですので、本来なら親戚が自分の子供に対して…
「大人全員がお金をたくさん持っているわけではないのよ」
「大人に会ったらお年玉をもらえるなんて考えちゃだめよ」
と、そういう社会情勢を教えるべきなんです。
現代のように、若年層の「低収入化」が進んでいる今…
あなたは、「お正月だから」という理由だけで、大して親しくもない親戚の子供にお年玉なんてあげる必要はないんです。
5.あなたの方が困窮している可能性も…
そもそも、親戚の子供はお金に困っているのでしょうか。
お小遣いはほとんどもらえない、給食の残りを持って帰ってくる、友達からもらった文房具を使う… というような、困窮した暮らしをしているでしょうか。
そんなことは、ないですよね。
むしろ、最近は、「子供にはお小遣いをあげて当然」と考える親が増えていて…
小さな子どもであっても、何千円も貯金を持っていたりします。
(昔は、お小遣いを全くもらってない子供だってたくさんいました)
ですので、実際のところ、「自由になるお金」ということで考えたら…
あなたよりも、親戚の子供の方が、下手をするとお金を持っているかもしれないんです。
片や、親から毎月お小遣いをもらっている子供。
片や、毎月の生活費を稼ぐのに大変な若者。
こうなると、「なんで俺がわざわざあげなくちゃいけないの?」って思いませんか?
あなたは無理をしてまで「お年玉」なんていう風習に従う必要はありません。
あなたに余裕があるならあげる、余裕がないならあげない…
という風に、もっと「ドライ」に考えてみてはいかがでしょうか。
6.あなたの子に真似をさせてはいけない
あなたがここで、親戚の子供に対してお年玉を渡すのをきっぱりと断ることができれば…
あなたは、自分の子供ができたときにもそれを子供に教えることができます。
「相手の大人だって生活が大変なんだ。そんな相手からお年玉もらおうなんていう浅ましい考えを持ってはいけないよ」…と。
こういうことを子供に教えるのって、けっこう重要だと思いませんか?
まとめ
いかがでしたか。
今回は、あなたが親戚の子にお年玉をあげる必要は全くないと言える理由として…
1.
毎年あげなければならなくなる。
2.
厚かましくて非常識な家の子である。
3.
感謝を知らない人たちである。
4.
バブルの時代は終わった。
5.
あなたの方が困窮している可能性もある。
5.
あなたの子に真似をさせてはいけない
以上の6つの理由をご紹介してきました。
風習というものは、時代時代によって変化していくものです。
もしも、「親戚の子にお年玉なんてあげたくない!」と考えているなら…
無理をしてまでそんな風習に合わせる必要なんてありません。
あくまでも、あなたの生活を軸にして判断するようにしましょう!